CGは数学でできている: 映像数学の展望
安生健一
本書はCGに入門しようとする人にも、すでに経験豊富なCGエンジニアにとってもおすすめできる一冊である。
CGの基礎のみならず、高いレベルの応用まで含めて、CGと数学の連続的な接点が簡潔に記述されている。
また、本書は長年CGアニメーションの現場で培ってきた知見がふんだんにちりばめられ、
同時にSIGGRAPHなど世界的なCGカンファレンスで展開された成果も明確に記述されている。
CGエンジニアにとっても、CG研究者にとっても、
あるいは数学からCGの世界を研究したいという人にとっても最善の一冊と言えるだろう。
本書を読むことで、CGの基礎から最先端までを一気に駆け抜けることができる。