コンテンツへスキップ

ゲンロン12

ゲンロン12

ゲンロン12は、傑作である。
言論誌として、円熟した豊かさと多彩な執筆陣の知が交錯した場の記録となっている。
特に東氏の論考は現代社会の「持続と訂正可能性」に言及した傑作であり、
アーレントの観客の概念を引用しつつ新しい民主主義と公共性を歴史的に考察した名著である。
全体として読みごたえがあり、エネルギーの高い巻となっている。

PAGE TOP